
花嫁のれん館


江戸末期から明治の初期にかけての加賀藩領地内の風習である花嫁のれん。嫁いでいく娘のために親が贈る花嫁のれんは、婚礼当日に嫁ぎ先の仏間の入り口にかけられ、花嫁はそれをくぐって仏壇に挨拶をする。くぐる時の当時の花嫁は、今の私には想像のつかない「覚悟」を持っていたことだろう。花嫁のれんくぐりは私に人生の1つ1つの選択をしっかりと自覚することの大切さを教えてくれた。
花嫁のれん展
歴史的建造物が数多く残る歴史街道一本杉通りの各店に、加賀・能登の庶民生活の風習の中に生まれた独自の婚礼道具「花嫁のれん」が展示される。また、個性あふれるお店が多く、「語り部処」として祭や街の歴史などの話しを聞きながら、街中のそぞろ歩きが楽しめる。
花嫁のれん展では、商店など通りのあちこちで様々な家ののれんを見ることができた。のれんの数だけ、その家の物語が刻まれているんだなぁ。
花嫁のれん館
- 日時・期間
- 9:00〜16:30
休館日:年末年始及び展示替期間 - 料金(税込)
入館料 550円/花嫁のれん体験 1人3,000円
- 住所
- 石川県七尾市馬出町ツ49
- お問い合わせ
- 0767-53-8743