NOTO JOURNAL,能登,七尾,和倉温泉,中能登,観光,ななお・なかのとDMO

歴史
Eat食べる

七尾・中能登の素朴なスポットで癒しと学びを

七尾・中能登の素朴なスポットで癒しと学びを
七尾・中能登の素朴なスポットで癒しと学びを

さわやかな秋晴れの日。以前から気になっていた場所に足を運んでみました。

まず向かったのはJR七尾線徳田駅から徒歩2分の場所にあるというお店です。のどかな雰囲気の住宅地なのですが進んでいくと何やら大きめの建物が。

更に進むと…

 

 

「直江道具店」。素敵な看板です。

近くには不思議なオブジェのようなものがありオシャレ感が漂っています。

 

 

 

こちらが正面。ヨーロッパのお店のような雰囲気もありますね。

 

お邪魔すると、センス溢れる食器や雑貨が店内のあちらこちらに並んでいます。

キチンとしているのにさり気なさも感じる配置です。

 

食器をはじめとしたキッチン周りの道具が並んでいたり

お洋服がディスプレイされている一角があったり

作家さんの作品の展示がされているエリアも。(写真の手前、右横、奥に並んでいる食器・花器などは同一の作家さんのものです。)

取材時(20209月)は愛知県の陶芸家、阿部有希さんの作品の展示会が開催されていました。

 

骨董品も揃っています。なんと、弥生土器まで売られていました。(写真撮影の為に棚から出して頂きました。)

食器などを並べてある家具もほとんどが売り物なのだそうです。

奥に見えている窓際は実はカフェスペースになっています。

なんて心地よい場所なのでしょう。

オリジナルブレンド珈琲や地元の農園さんの茶葉を使った紅茶、自家製ジンジャエールなどこだわりのメニューばかり。「茂久葉農園さんのミルクカフェオレ」をオーダーしてみました。優しい味で、窓を眺めながらのんびり。

 

この日は秋晴れがさわやかな日だったのもあってか、お店のドアは開け放ってあったので心地よい秋風を感じながらのカフェタイムです。

 

お店のご主人は以前七尾駅の近くにある一本杉通りでお店をされていたそうですが、更に広い場所にたくさんの道具を並べたいという想いでこの地にお店をお引越しされたそうです。実は奥様も以前一本杉通りでお洋服屋さんをされていて、先ほどお洋服の一角もご紹介しましたが、最近こちらのお店で一緒にお洋服も販売することになったそうです。ご夫婦でお店をされていてとても温かい雰囲気でもあります。

のどかな雰囲気なのにアクセスがいいということで、最近は徳田駅で下車して遠方から来られる方も多いそうです。また車の場合でも能越道七尾ICから5分と来やすい場所にあります。中能登町寄りの七尾市内に新たにできたこのオシャレスポット、かなりおススメです。オンラインショップもあるので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

直江道具店

住所:石川県七尾市飯川町お-33

電話:090-8703-4743

 

 

次に向かったのは、能登地区の歴史の証人とも言える中能登町の雨の宮(あめのみや)古墳群です。車で向かう場合は、金沢方面だと柳田(やないだ)ICで降りて20分ほど七尾市方面に向かって進む道中に左に曲がり少し上がったところにあります。(上棚矢駄(うわだなやだ)ICから行く方法もありますが山の方の道が多めになります。)

こちらが雨の宮古墳群の展示資料館にあたる「雨の宮能登王墓(おうぼ)の館」です。建物前には駐車スペースがあります。実際に古墳を見る前に資料館で知識をインプットしてから行くと見た時の感動が違います。

資料館ではまず10分弱の資料VTRを見て、その後はこちらの展示室で職員の方の説明を受けることができます。(※ボランティアガイドによる古墳群と王墓の館のガイド案内を希望される場合は事前の予約が必要で、見学者1人あたりガイド料100円がかかります。)

 

事前知識がほとんどない場合、その説明内容は驚くべきことばかり。石川県には古墳が3000基程あるのですが、そのうち2000基が能登半島に、更にそのうち700基がここ中能登町にあるというのです。古くは、中能登町が古くは能登の中心地として、能登文化発祥の地として栄えてきた証ですね。雨の宮古墳群は4世紀後半ごろに作られたと推定される36基の古墳からなり、昭和57年に国の史跡に指定されています。その後、昭和61年~平成10年にかけて史跡整備と発掘調査が同時並行して行われました。

展示室には1号墳の埋葬施設と副葬品のレプリカが飾られています。

副葬品の中でも貴重なのがこちらの銅鏡だということです。(こちらもレプリカです。)文様が複雑です。

古墳についてよく理解ができたら、いよいよ見に行ってみましょう。

館を出て、このような山道の階段を数分登ると…

 

看板がありました。1号墳、2号墳はそれぞれすぐ見えるところにあります。

まずは前方後方墳である1号墳に行ってみます。

1号墳は石川県で一番大きな古墳かつ前方後方墳としては北陸最大級というだけあって迫力があります。横からも美しい。

  

階段があります。この古墳、上に登ることができるのです。

 

 

古墳の中ほどのくびれ部分付近です。

国指定の史跡の上に登っていいなんて不思議な気分です。このように整備される前は地域の子供たちが相撲をする為の土俵として使われていたこともあったとか。地域の皆さんにも愛されている古墳なのだなあと感じました。

 

一番高い四角い部分まで来ました。

 

素晴らしい眺望です。こんなに標高の高いところに古墳を作るなんてさぞや大変だっただろう…などなど古代への想いをいろいろ巡らせます。

あちらに見えるのは前方後円墳の2号墳

 

そして1号墳のすぐ側には円墳である17号墳と、

方墳である35墳も。

雨の宮古墳群では、古墳の基本的な4つの形である前方後円墳、前方後方墳、円墳、方墳のすべての形の古墳を見ることができるのです。そこも大きな魅力です。

2号墳にも登ることができます。

 

1号墳より更に広い範囲の景色を見渡すことができます。

雨の宮能登王墓の館の職員さんによりますと、(取材時はコロナ禍でしたが)近年はコロナ禍以前より更に多くの方がツアーで来られるそうです。「最近は古墳への関心が高まっている気がする」とおっしゃっていました。

納得です。私はこれを機に他の古墳巡りもしてみたくなりました。景色も楽しめて、能登の古代のロマンに想いを馳せることもできる不思議な魅力にあふれる歴史スポットです。

 

雨の宮古墳群 

住所:石川県鹿島群中能登町西馬場

電話:0767-72-2202

 

 

PAGETOP